[最終更新日 : 2024年5月8日]
食道がんや胃がんに代表される上部消化管疾患は「食べる」ことに直結しています。がん等の疾患そのものや手術による術後障害、化学療法等のために、人生の最大の楽しみのひとつである「食べる」ことが不自由になります。我々上部消化管外科グループは各患者さんの状態に合わせた治療を提供し、治療中や治療後にどうしたらうまく「食べる」ことができるか、口から「食べる」量が少なければどうしたらよいのかを医師、看護師、栄養士、薬剤師をはじめとした多職種チームで常に患者さんといっしょに考えます。治療や「食べる」ことに関する疑問や不安はなんでも相談して下さい。
また、『高度肥満症に伴う糖尿病などのメタボリック症候群』は治療が難しく、健康寿命に大きく影響するとされています。当科では本病態に対し、経験豊富な専門医のもと、肥満・糖尿病外科手術ならびに専門チーム(管理栄養士・糖尿病内科医・心臓内科医・精神科医)を導入しております。患者さんの高度肥満に伴う健康障害を改善させるべく、チーム一丸となって安全な肥満・糖尿病外科手術を提供いたします。