【大腸がんと新型コロナ感染症】
2021.05.27
受診控えはやめましょう。手遅れになる前に受診を。
新型コロナ感染症の拡大により、がん検診や症状があっても受診を控える患者さんが増えています。そのため進行がんや遠隔転移を大腸がん(Stage IV)になり来院されるケースが増えてます。
大腸がんは早期発見、早期治療が大切です。
検診も精密検査もできます
新型コロナ感染が拡大している中でも、検査は可能です。40歳以上の方は、がん検診(便潜血)や大腸内視鏡検査を受けられることをお勧めします。
安心して手術を受けてもらうために
当センターでは、コロナ禍であっても予定通り安全に手術ができるように、入院前日に新型コロナ感染症(Covid-19)に対するPCR検査を行なっております。また、入院後5日目にも再検査を行い手術患者さん皆様が安全に手術を受けてもらえるよう配慮しています。
このため入院中の面談はご遠慮いただいております。どうかご了承ください。
コロナワクチンと手術について
手術予定の場合、市町村の案内を理解した上で術前1週間前までに済まされることをお勧めします。直前に打つと副反応によって発熱が生じた場合、その原因が副反応と同定できずに手術延期になる可能性があります。担当医と相談することも大切です。
術後退院し通常の生活に近づいていれば、病状にもよりますが、市町村の案内を理解した上でコロナワクチンを接種することをお勧めします。担当医と相談することも大切です。
コロナワクチンと化学療法について
使っている薬剤にもよりますので担当医とよく相談の上、接種日を決めるのが良いかと思います。