【論文紹介】直腸癌の最新情報#5
2023.03.09
直腸がんの論文紹介#5
Predictive role of diffusion-weighted MRI in the assessment of response to total neoadjuvant therapy in locally advanced rectal cancer
今回はMRIについて紹介します。NOM委員会で目下勉強中の内容です。
キーポイント
– LARC患者のTNT前のMRI検査のADC値は、病理学的完全奏効(pCR)および治療後のTNM病期の退縮と有意に関連していた。a
– ADC値1.042 ×10 -3 mm 2 /sは、pCR患者とnCR患者の判別に最適なカットオフ値であり、感度75%、特異度70%であることが判明した。
– DW-MRIは、ADCマップ値の解析を通じて、LARC患者の治療に対する反応性の評価において潜在的な予測的役割を持つことが証明された。
https://link.springer.com/article/10.1007/s00330-022-09086-7