【ロボット手術】ロボット結腸手術が保険診療になりました
2022.04.01
2022年4月から保険収載・7月からロボット2台目が導入
ロボット手術は、開腹手術や腹腔鏡手術の欠点を補い、より正確かつ緻密な手術ができるとして期待されています。2018年に「直腸切除・切断術」が、2022年に「結腸悪性腫瘍手術」が保険適用となり、全ての大腸がんの患者さんに保険適用が拡大されました。当院では、ロボット2台体制で手術を行っています。
地域の患者さんにより高精度で緻密な手術を提供して参ります。
結腸がんにも保険適応
2021年度までは、直腸癌のみ保険適応でしたが、2022年度より結腸癌にもロボット手術が保険適応となりました。腹腔鏡手術と同様に小さな傷で、より精緻な手術が可能となります。保険点数は腹腔鏡手術と同じになります。
ロボット手術のメリット
- ・正確な切離ライン
- ・安定した立体的な視野
- ・操作が直感的
- ・プレシジョナルな手術
- ・手術時間の短縮
- ・出血量の減少
ロボット手術のデメリット
- ・施設基準がある
- ・手術経験が必要
- ・出血に対する対応
下部消化管外科の体制
- ・ロボット術者認定 3名
- ・内視鏡手術技術認定 2名
- ・プロクター(指導医)1名
- ・国内B級ライセンス 1名
- ・直腸がん100例以上の経験