【コロナ感染症】コロナ禍でのがん診療 ー受診控えはやめましょうー
2021.08.09
全国のがん診療の拠点病院の8割で、新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年のがん手術件数が前年より減少したことが、読売新聞の調査でわかりました。減少幅が10%を超える病院も2割に上り、関係者は「コロナ禍に伴う病院側の診療制限や、感染を恐れる患者側の受診控えが影響した」と見られています。
34研究・127万人のデータを統合したところ、手術・抗癌剤治療・放射線治療などのがん治療が1ヶ月以上遅れた場合、死亡リスクが少なくとも6%高くなる可能性があることが、海外の研究で示されました。新型コロナのせいで、待機時間が長くなってしまうと、それに比例して死亡リスクが高くなるということです。
「コロナ禍で病院に行くのが怖くて、自宅で外出せずに頑張っていた」という患者さんが増えてます。危険です。
受診控えやめましょう!
当センターでは、安全に検査や治療が可能です。
早めの受診を心がけましょう。
https://www.bmj.com/content/371/bmj.m4087