【大腸のおはなし17】大腸がんのリスク:喫煙
2021.08.09
第17回 大腸がんのリスク:喫煙
2020年11月に国立がん研究センターなどのグループは、日本人における喫煙と大腸がん罹患リスクとの関連を調査し、非喫煙者と比較したところ、男性において喫煙経験者における大腸がんの罹患リスクは1.19倍、結腸がんは1.19倍、直腸がんは1.21倍と高かった。女性では、非喫煙者と比較して、喫煙経験者の下行結腸がん罹患リスクは1.47倍であったと報告しています。
これらの結果により、日本人における喫煙と大腸がんの関連性の根拠が強固なものとなりました。
https://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/8639.html
大腸がんは、早期発見、早期治療が大切です。
1年に1回は大腸がん検診を受けましょう!