【大腸のおはなし15】大腸がんのリスク:肥満
2021.08.01
第15回 大腸がんのリスク:肥満
国立がん研究センター「科学的根拠に基づくがんリスク評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究」では、喫煙や飲酒は「確実な」危険因子、肥満は「ほぼ確実な」危険因子と判定しています。
今回、遺伝的に予測されるBMIが1単位増加すると、大腸がんのリスクが7%増加することが示唆され論文が発表されました。本研究成果は、アジア人におけるBMIと大腸がんリスクとの関連を、メンデルのランダム化解析により検討した初めての報告であり、がん専門誌「Cancer Science」4月号に掲載されています。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0511/index.html
大腸がんは、早期発見、早期治療が大切です。
1年に1回は大腸がん検診を受けましょう!